インプラント治療Q&A

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Q.インプラント治療は安全ですか?

A.経験のある歯科医師が、きちんとした治療を行えば問題ありません

インプラント事故の報道が増え、インプラントの安全性に疑問を持つようになった方が多いようですが、インプラント治療(埋入手術)自体は、治療経験を十分に積んだ歯科医師が適切な治療を行えば、決して危険な治療ではありません。

歯科医院を選ぶ際には「年間●●本の実績」「1本●万円」などの宣伝文句で安易に判断せず、事前にカウンセリングでしっかりと説明を受け、治療を担当する歯科医師がどのような治療を行っているかを確認することが、安全なインプラント治療を受ける第一歩です。

< 治療実績 >

治療実績

本当の意味での「治療実績」は、治療本数の多さのことではありません。
たくさん手術を行っているかより、予後の良いインプラント治療を行うことができるのかどうかの方が大切です。
予後(埋入後どのような結果になるか)を長期に渡ってちゃんとみているかということは、治療後数年を経過した症例写真などを見せてもらうと良いでしょう。

< CT診断 >

CT診断

CT診断は必ずしも必要というわけではありませんが、難しい症例ではCT診断によって歯や顎、神経などの歯周組織の状態を把握し、適切な治療計画を立てる必要があると考えています。

患者様によってはCTが必要ない場合もありますが、不安であれば、治療前にどのような検査を行うのか質問なさってください。

  • 精密CT診査診断料 ・・・ 20,000円(税抜)

CTスキャン

CTは外部の提携医院での撮影をお願いしておりましたが、2014年12月にCTを導入し、院内でCT撮影を受けていただけるようになりました。
詳しくはスタッフにお伺いください。

< 衛生管理 >

衛生管理

インプラントが骨と結合せずに脱落してしまう原因の多くは、感染症です。当院では少しでも感染リスクを軽減するため、治療に使用する器具の取り扱いに至るまで衛生管理を徹底することで、安全に治療を受けていただくための環境を整えております。

Q.治療は誰でも受けられますか?

A.骨の状態や健康状態によっては、施術できない場合があります。

インプラントは、顎の骨に直接人工歯根を埋入し、骨と結合させる歯科治療です。
骨が薄かったりもろかったりする方、免疫不全など全身疾患がある方は、インプラントを埋入しても脱落や破損のリスクが高く、適さない場合があります。
また、歯ぎしりや食いしばりの強い方は、インプラントが骨と結合しても、将来的に顎の骨や周りの歯を傷つけてしまうことがありますので、インプラント治療をお勧めできません。

< インプラント禁忌症 >

・骨粗しょう症
・コントロールされていない糖尿病
・高血圧など循環器系の疾患
・血液疾患
・喫煙者
・歯ぎしりやくいしばり(ブラキシズム)のくせ  ……など。
詳しくは、歯科医師にご相談ください。

Q.入れ歯・ブリッジ・インプラント どれにするか迷っています。

A.それぞれの特徴を知った上で、ご自分のニーズに合った治療を選びましょう。

歯を失った部分を補うための最も適した治療法は、患者様がどのような要望を持っていらっしゃるかによって異なります。また、患者様が希望される治療法が適用できない場合もあります。

当院では、保険治療・保険外治療を問わず、患者様に適していると思われる治療法については全てご提案し、それぞれのメリット・デメリットをご説明した上で、患者様にお決めいただいています。

入れ歯 ブリッジ インプラント
入れ歯 ブリッジ インプラント
保険が適用され、安価で作ることができるのがメリットです。
かみ心地が悪い、見た目が良くない、はずれやすい、歯茎がやせると合わなくなってくるなどのデメリットがあります。
支えとなる歯に固定するため、ぐらついたりはずれたりしません。
人工歯に保険外のセラミックを使用すれば、審美性も高くなります。
支台となる歯を削らなければならないのがデメリットです。
審美性・機能性では最も優れている治療法です。
インプラントに直接人工歯を取り付けますので、隣の歯を削る必要はありません。
保険外のため高額です。

インプラントの最大の特徴は、天然の歯と変わらない見た目や噛み心地を回復することができることです。ブリッジのように天然の歯を削る必要がなく、義歯(入れ歯)のようにガタついたり合わなくなったりすることがないことも、インプラント治療のメリットです。
ただし、骨の厚みが十分でない方はそのままではインプラントを埋入できなかったり、糖尿病や骨粗しょう症の方には制限があるなど、適用できないケースもあります。また、ブリッジや義歯(入れ歯)のように保険が適用できないことから、治療費が高くなってしまうこともインプラント治療のデメリットと言えるでしょう。

Q.手術による痛みや腫れが心配です……

A.個人差がありますが、一般的には親不知の抜歯手術程度とお考えください。

インプラントはあごの骨にインプラント体を埋入することから、非常に腫れたり痛みが強いような印象がおありかもしれません。
しかし、これまでの当院で行ったインプラント手術で非常に腫れたり、いつまでも痛みが引かなかったりしたケースはありません。一般的には、親不知の抜歯手術を行う程度とお考えいただいて良いかと思います。

Q.骨が薄いので治療は難しいと言われました。

A.そのままでは無理でも、骨を増やすことで治療が可能になる場合があります。

骨が薄くなっている部分に骨を増やしました
骨が薄くなっている部分に骨を増やしました

インプラントは、埋入する部位にインプラントを支えるだけの十分な骨量がないと、トラブル(脱落や破折)の原因となることがあります。骨が薄い方はそのままでは埋入手術を行うことができませんが、GBRやサイナスリフトなどの骨造成手術を併用することでインプラント治療が可能になる場合があります。

治療の可否などについては骨量や骨を増やす部位によって異なりますので、具体的な回答については検査などを行わせていただいた後となります。

GBR
GBR

ソケットリフト
ソケットリフト

Q.インプラントの耐久性はどのくらいありますか?

A.定期的にメインテナンスを受けていただくことで、10年以上問題なく機能します。

10年以上というのは、一般的なデータです。インプラント治療を開始してから16年の当院では、最長で16年の耐久性が確認されています。これは16年しかもたないということではなく、当院でのエビデンス(科学的根拠)がある耐久年数が16年以上ということです。

インプラント治療全体では40年以上の耐久年数の報告があり、埋入手術後のメインテナンスをしっかり受け、インプラント周囲炎などに注意していただければ、かなり長期間の使用が可能と考えられます。

インプラントの脱落の原因は、インプラント周囲炎などの感染症によるものが最も多いです。埋入後のお口のケアをどのように行うかが、インプラントと長く付き合うためのポイントとなります。