インプラント治療の種類

インプラント治療には様々な方法があります

怖くないインプラント治療なんてあるの?

インプラント治療は、失くした歯を補う治療法として定着しつつあります。しかしながら「歯茎を切開する」「骨にドリルで穴を開ける」など、手術の際の痛みなどに不安を感じている方も少なくありません。

最近では、このような不安や痛みに配慮した様々な治療法があります。
適用することが出来るかは、顎の骨の状態によっても異なりますが、インプラント治療は「痛い」「怖い」ばかりでは無くなってきているのです。

ここからは、インプラント治療に不安を感じている方に知っていただきたい治療法について、まとめてご紹介していきたいと思います。

 

サイナスリフト・ソケットリフト

上顎の奥歯の上の方には大きな空洞があり、これを「上顎洞」といいます。上顎の歯が無くなると骨吸収が進行してしまうため、インプラント治療を行うための十分な骨が無くなってしまうことも少なくありません。サイナスリフトやソケットリフトは、骨が不足してしまっている部分の上顎洞の底を押し上げ、そこに自家骨や骨補填材を入れることで骨を増やすという方法です。

サイナスリフト

サイナスリフトは上顎の骨が吸収されてしまい、上顎洞の底部分までの骨の厚みが5mm以下と極めて少なくなっている場合に行う、骨の厚みを増すための治療法です。

上顎洞を覆っている粘膜を剥がして持ち上げて隙間を作り、その隙間に自家骨や骨補填材を入れ、新しく骨が出来るのを待ちます。
元々の骨にある程度の厚みがあれば同時にインプラント手術を行いますが、骨がかなり薄くなってしまっている場合は骨が十分に作られるまで半年程待ってからインプラント手術を行います。

ソケットリフト

上顎洞の底部分までの骨の厚みが58mmのときに行う、骨の厚みを増すための治療法です。ソケットリフターと呼ばれる器具を使い、インプラントを埋入するための穴から上顎洞粘膜を押し上げて、インプラントを入れる骨の厚みの確保を行います。

GBR法(骨再生療法)

特殊な膜を使い、顎の骨が足りなくなっている部分に骨を作るスペースを確保して骨が再生するのを促す治療法です。インプラント手術を行う前に骨を作る場合もあれば、手術と同時にGBR法を行う場合もあります。

ザイゴマインプラント

通常のインプラントの場合、歯槽骨か顎の骨に埋入しますが、ザイゴマインプラントは頬骨(ザイゴマ)に埋め込みます。
オールオン4を適用することが出来ない顎骨に対し頬骨にインプラントを埋入して、即日に機能することが出来るインプラントシステムとなっています。

ザイゴマインプラントのメリット

 

しっかりしている頬骨に長いインプラントを入れるザイゴマインプラントは確実な固定を得ることが出来ます。そのため、従来のように大掛かりな骨移植を行なった上でインプラント治療をする必要性がなくなります。
骨移植を行う場合、しっかりと骨が定着するまで6ヶ月ほど待つ必要があり、更にその後でインプラントを埋め込んでからも数ヶ月待たなければいけないため、治療が非常に長期間に及んでしまっていたのです。

また、手術回数も増えるため、患者様の身体にもそれだけの負担がかかってしまっていました。
しかし、ザイゴマインプラントならばこのような骨移植の負担を回避でき、固定式の歯を短期間で得ることが出来ます。

 

次のような方は適応可能です

・上顎骨の状態が悪く、オールオン4が適用できない方
むし歯・歯周病などで歯を失ってしまったことで骨が極端に痩せてしまい、オールオン4が不可能なほど骨の量が少なくなっている方。

・骨移植手術を回避して早く歯を入れたい方
インプラントにおける骨移植など骨造成手術を回避し、可能な限り早く固定式の歯を入れたいという方。

・悪性腫瘍などにより顎の骨を失った方
悪性腫瘍などが原因で、顎の骨を切除したことでインプラントを行うための骨が全く無くなってしまっているという方。

・先天的に顎の骨の欠損がある方
口蓋裂や顎裂など、先天的な顎の骨の欠損があるという方。

All-on-4(オールオンフォー)

4本のインプラントで12本の歯を即日装着することが出来るインプラント植立方法のことをオールオン4といいます。骨移植なども必要なく、仮歯からインプラント埋入、仮歯の装着まで1日で行うことが可能です。

自分の歯ではなく、全てが入れ歯であるということの悔しさに悩まれている患者様は沢山いらっしゃいます。ここでは、今まで総入れ歯で生活をされてきた患者様がインプラント治療をされた際の臨床例を写真を用い、わかりやすくご説明していきます。諦めてしまうのはまだ早いです。お困りの方は是非、お気軽に当院までご相談ください。

大口式インプラント

通常の場合はドリルを使って骨に穴を開けていきますが、大口式(O.A.M)インプラントではドリルを使わず、手作業で少しずつ骨に穴を開けていきます。まず最初は糸ほどのごく小さな穴を開け、専用器具を使って手作業で徐々に穴を拡げていきます。

大口式インプラントのメリット
大口式(O.A.M)インプラントでは、ドリルを使うことなく手作業によって骨に穴を開けます。そのため、削る骨の量も最小限で済ませられますし、神経を傷つけてしまう心配も少ないです。骨粗しょう症の方でも適用することが出来る可能性のある手術法です。

フラップレス手術(切開しない)

無切開・無剥離・無縫合というのが、フラップレス手術の特徴です。通常の手術の場合、歯茎をメスで切開して剥がしますが、フラップレス手術ではパンチやバーを使って一瞬で歯茎に小さな穴を開け、歯茎から骨を剥がすこともなく、インプラントをドリルで挿入します。多くの場合で1回法を採用するため、埋め込んだ後はキャップを歯茎の上に出し、縫合も不要です。

フラップレス手術のメリット
フラップレス手術では、切開をしません。そのため傷が治るのも早く、痛みや腫れだけでなく出血量も考慮された手術であることがメリットです。

即時荷重インプラント

抜歯と同時にインプラントを埋入する抜歯即時法手術と同時に仮歯の装着を行う手術のことを即時荷重インプラントといいます。
CTによるシミュレーションを行った後で抜歯を行い、抜歯直後は骨が露出しているためそこにインプラントを埋入します。状態が良ければ手術を行なった当日に仮歯を装着することが可能です。

即時荷重インプラントのメリット

 

抜歯後すぐに行う即時荷重インプラントは歯茎を切開せずに済むため傷の治りが早いこと、手術が1回で済むため短い期間で治療することが出来るというのがメリットです。

 

 

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